ローズマリーはアロマでもハーブでも人気が高く、キリっとした芳香が特徴で朝にとてもおすすめです。料理の臭み消しにも使われることがありますが、入浴や瞑想などに取り入れるのもとてもおすすめです。その理由や瞑想に使う際のポイント、入浴方法、注意点などをご紹介します。
ハーブでもアロマでも人気のローズマリー
ハーブでもアロマでも人気のローズマリーです。効果効能や特徴について解説します。
ローズマリーに期待できる効果効能
ローズマリーにはさまざまな効果効能が期待できます。
- 集中力や記憶力を高める
- 落ち込んだ気持ちを前向きに向上させる
- 抗酸化作用で細胞の老化を防止する
- 血行促進や冷え性の緩和
- 疲労回復効果
- 防虫効果
- 殺菌効果
- 抗菌作用や抗ウイルス作用で花粉症を緩和
- フケ防止や養毛効果
- 香り付けや臭み取りの効果 など
エッセンシャルオイルアロマ(ローズマリー)の特徴
アロマオイルでは、同じローズマリーでも成分の違いで「ネシオール」と「カンファ―」があります。「カンファ―」は刺激が強く香も強いです。一般的にローズマリーのアロマオイルは「ネシオール」です。特に表示がないものはネシオールの場合がほとんどですが、両方あって迷った場合は、ネシオールを選んでおくと無難です。
また、ローズマリーの香りは、刺激が強いため、少量から使うようにしましょう。アロマオイルは光が当たらない、湿気のない、冷暗所に保管してくださいね。
ハーブ(ローズマリー)の特徴
ラテン語の「海のしずく(ロスマリヌス)」という意味を持つローズマリー。ハーブ栽培では、暑さ・寒さ・乾燥に強いためガーデニング初心者にも人気です。また、「海のしずく」の由来でもあるローズマリーの青い花の開花時期は、11月頃から翌年の5月くらいまで長い期間楽しめます。
料理では、お肉やお魚などの料理のくさみ消しやアクセントに使え、ハーブティーやハーブウォーターでは体を元気にしてくれる効果があると言われています。丈夫に育ち、幅広い用途があるため、日常生活の中でも使いやすいハーブです。
「魔よけ」や「若返りの水」でも有名
古代ギリシャでは聖なるハーブとして、魔をよけ頭脳を明晰にする植物と扱われていました。
また、中世ヨーロッパでは、高齢のハンガリー王妃が現在でいうリウマチのような病を患っていましたが、ローズマリーを漬けた水を使いだしたところ、健康になり、若々しさを取り戻し、隣国ポーランドの王から求婚されたという逸話も有名です。
ローズマリーが朝の入浴・マインドフルネス瞑想におすすめの理由
朝入浴は体も心も元気にしてくれる
ローズマリーはキリっとした爽やかな香りを放ち、頭をスッキリとさせてくれる刺激があり、「朝の香り」とも呼ばれています。一方、朝入浴も、交感神経が活発になり睡眠中のリラックスした状態から活動モードへと導ける効果があると言われています。
そのため、ローズマリーは朝入浴に取り入れると、心と体にやる気と元気を与え、ボーっとしがちな頭や重たい体もリスッキリとフレッシュさせることにとても役立ちます。朝入浴は、リフレッシュ効果の他にも、寝ている間にかいた汗を流し気持ちよく1日をスタートさせることができます。
瞑想はひらめきや直感を引き出せる
ローズマリーは、思考や判断力をくもりなく、ハッキリさせるのにも役立ちます。瞑想に取り入れることで、より「今この瞬間」という感覚を研ぎ澄ませ、ひらめきや直感を引き出す助けにもなるはずです。集中力を高める効果もあるため、朝の瞑想にアロマを取り入れるならローズマリーはおすすめのアロマの一つです。
アロマポットやディフューザー、アロマランプを使ったり、お湯を入れたマグカップに数滴垂らす、アロマストーンに数滴垂らす、ローズマリーのアロマキャンドルなどで取り入れてみて下さい。
★アロマを使ったマインドフルネス香りの瞑想方法はこちらの記事の【シダーウッドを使ったマインドフルネス瞑想】を参考にしてみて下さい♡
★マインドフルネス呼吸瞑想のやり方はこちらの記事【マインドフルネス瞑想】呼吸瞑想のやり方とコツ♪を参考にしてみて下さい♡
ローズマリーで朝入浴するやり方
アロマを使う入浴法
ローズマリー精油を使った入浴方法をご紹介します。
おすすめ!手軽で安全!洗面器を使った方法
- 洗面器やボウルなどにお湯を張り、ローズマリーを数滴たらします。
- 1の洗面器をバスタブの近くに置き入浴します。
- 洗面器から芳香が浴室中に広がります。
アロマバスのやり方と注意点
- アロマバスとはお湯をはったバスタブに精油を3~5滴入れてよくかき混ぜます。
- 肌が弱い人は、植物油や天然塩などと混ぜて使います。
- 肌質によっては、皮膚に刺激が強すぎてピリピリしたり赤くなってしまうこともあるのでその場合はすぐにその部分を洗い流してください。
- アロマバスに使うローズマリーオイルは100%天然の「精油」を使うようにしましょう。
ハーブを使う入浴法
生のローズマリーを使う入浴方法をご紹介します。
簡単!フレッシュのローズマリーを入浴剤として使う方法
- フレッシュのローズマリーを3~4本取って、そのまま洗濯ネットに入れます。
- 自動湯沸かし器や追い炊きではなく、蛇口からお湯を出しながらバスタブにお湯を張ります。
- 入浴しながらネットに入れたまま、軽くもむと香りが広がります。
乾燥ローズマリーと天然塩でバスソルトにする方法
- 乾燥ローズマリーと大さじ2杯の天然塩をお茶パックに入れます
- バスタブに入れて手でもんでください。
煮出して煮汁をお風呂に入れる方法も!
- 鍋でローズマリーを煮出します。
- ザルで濾して煮汁をバスタブに入れます。
ローズマリーを使う際の注意点
- 血圧を上げる作用があるため高血圧・てんかんの人はアロマオイル使用しないようにしましょう。
- 妊娠初期の女性や乳幼児も使用を控えてください。
- 高齢者や子供が使う場合はアロマオイルの量を少なくしてください。
ハーブでもアロマでも重宝するローズマリー
ローズマリーは集中力や記憶力を高めてくれると言われているので、朝の入浴や瞑想以外にも仕事中や勉強中にも活用したいアロマです。
また、自信と気力を取り戻し、心も体も元気になりたいときなども私はローズマリーのパワーに頼っています。ハーブのローズマリーは、ハーブウォーターや料理の臭み消しにとても役立ちます。アロマでも1本用意しながら、丈夫で簡単に育つのでハーブ栽培もおすすめです!